※ネタばれをちょっと含んでるかもしれません。
できるだけ最小に抑えたつもりではありますが…。

今日はウワサの(?)『ゲド戦記』を見てきた。
1日ということで1000円。うれしい。

あ、もちろん一人でじゃないですよ(笑

さて映画が上映された場所は水道町から
ちょっといったところにあるいわゆるシネコン。
初めて行ったけれど面白いところだった。
そういや熊本に住んでから映画館に映画見に行くというのも
今日が初めてかもしれない。いや初めてだわ。

シネコンでなんと同じ研究室(分野違い)の友人と遭遇。
向こうもこの遭遇に驚いてた。
そして「考えることはおんなじだね」と落ち着く。

上映会場の人間の入りはは8割ほどで、
席は完全に埋まっていなかった。
特に前の方はがらがらでした。
今日が微妙に平日だったからかもしれない。

ちょっと多目の広告のあと、いよいよ本編がスタート。
まぁそこそこ面白かった。
物語としては「なんとか」辻褄を合わせた、という感じ。
ものすごくはしょってるのだ。
だから映画を見ただけではわからない部分も多い。

たとえば…

・なぜ主人公は父を刺したのか。
「むしゃくしゃしてやった」とかそういうのじゃないよね。

・ハイタカの由来
大賢人がハイタカと呼ばれている理由がわからない。

・ハイタカとテナー、クモの詳しい関係がわからない。
特に過去に何があったのかがちょっとしかあかされてないので
原作未読な私はあんまりよくわからなかった。

・そのほか
世界の均衡と奴隷売買との関係、魔法剣の扱い、
ちょっとしか出てこない登場人物の位置付け…などなど。

声はそれぞれよかったと思う。
ただアレンは設定年齢よりも若干老けたように聞こえ、
テナーは逆に子供っぽく聞こえた。

エンディングのスタッフロールにまで(新人)てつけるのは
「私たちが発掘したんですからね!」とでも言うようだった。
そう感じるのは私だけかもしれないが。

音楽はとてもよかった。
ケルト音楽ともつかない独特の不思議な音楽が
不思議な・怪しい町にうまくあっていたと思う。

また監督が建築士か何かをやっていた影響なのか
建物の構造などがものすごく細かい。階段だらけとかね。
ただしそれを上っていく人間の動きがなんだか不自然。
背景と人間がうまく一体になっていない感じがしました。
さらにワンカットが長かったり、やたらと静止画のような場面があったり
とまぁ従来のジブリと比べて”躍動感”とでもいうのでしょうか
そういうのが欠けているように思いました。
あと『シュナの旅』に影響されている部分が多すぎると思う。

同じ日に公開された全国区では上映されていない『王と鳥』。
こちらはジブリの原点と銘打っている。
ジブリつながりということでこっちも見てみたいものだ。
DVDが出ているようなので予算があれば購入したいな。

とまぁ長々と書いてきました。
映画はそこそこまとまってはいるのですが、
やはり内容が不可解になってしまっている部分が多い。
続編等を作って埋めていったほうがいいのではないだろうか。
一番手っ取り早い方法は原作読むことだけど
ジブリの『ゲド戦記』と原作の『ゲド戦記』は微妙に違うようだし。

うーむ。
今度は宮崎駿版『ゲド戦記』を作ってくれないだろうか。
今作の続編として。

…無理か。